2024年04月03日

受験対策をはじめる!学年別に行う対策のポイントについて解説

受験対策を何からはじめるべきか迷っていませんか?受験というのはその後の進路を決める大切な試験です。決められた試験日にすべてがかかっていて、その日のために必死に勉強をします。

受験対策や勉強方法はさまざまですが、受験が決まってその日から試験当日まで、時間を無駄にはしたくないものです。今回は、受験対策は何からはじめたらいいのか、学年別に対策のポイントを解説します。

1.中学受験

中学受験というのは、中学校に入学する前の小学6年生のときに行います。小学生のうちであれば勉強法の指導や、塾選びは保護者が中心になるものです。どのようなポイントをつかんでおけばいいのか解説します。

1-1.中学受験対策のポイントは保護者

中学受験対策の一番重要なポイントは、保護者が一緒になって受験と向き合うことです。中学受験は、小学生のうちから準備をしておく必要があります。小学生はまだ遊びたい盛りであり、保護者の方が中心になって勉強をさせていく必要があります。

中学受験を考えているほとんどの場合は、公立の小学校で行っている授業内容だけでは足りません。公立の小学校は、さまざまなレベルの生徒がいる中でその平均に合わせた授業内容になっています。そのため、学校の授業以外の時間で更に勉強をする必要があります。どのような勉強方法を与えるかは、保護者の重要な役割です。

1-2.中学受験の塾選び

中学受験の塾選びに必要なことは、下記の通りです。

・周りと切磋琢磨して楽しく勉強ができる

・保護者と先生で連携がとれる

・通いやすい場所にある

苦手分野を自分で解析するのは、小学生にとって非常に難しいことです。第三者の大人が付き添って学習レベルを把握し、何が苦手なのか解析してあげる必要があります。しかし、家庭学習では本人のやる気の維持が難しいという問題があります。小学生が塾に通う平均的な時期は、小学3年生頃からです。

小学生というのは、保護者の話や指導より、外部の大人からの指導を素直に聞き入れる時期でもあります。学習塾に通うことで、自然と勉強をする習慣が身につくなど、周りと切磋琢磨して成績の伸びることがメリットです。

また、家庭や学校での状況や塾での勉強態度などを、保護者と先生で連携をとって褒めるなど改善させることが、本人の更なるやる気と成績を伸ばすことにつながります。もちろん内容だけでなく、通いやすい立地にあることも重要な検討材料です。

2.高校受験

高校受験は多くの人が経験する受験で、中学3年生のときにその進路を決めます。中学生で義務教育は終わるので、そのまま働く生徒もなかにはいますが、大半の人が進学を選択し、高校を受験します。

2-1.高校受験対策のポイントは部活動との両立

高校受験対策の一番のポイントは、部活動との両立です。中学校では部活動へ参加している生徒がほとんどでしょう。どの部活動に参加するのかにより活動時間や練習のハードさも変わってきます。部活動を選択するのは中学1年生の入学時なので、まだ高校受験のことまで考えずに、好きな部活動を選ぶ生徒がほとんどです。

部活動は早朝から夕方、土曜日まで練習があることも多く、夏休みや冬休みなども練習をする部活動もあります。中学3年生になると、高校受験を踏まえて練習量が減ることもありますが、夏最後の大会が終わるまでハードな練習量の部活動もあるのが現実です。

2-2.高校受験の塾選び

高校受験の塾選びに必要なことは、以下の通りです。

・部活動と両立できるスケジュールである

・定期テスト対策が行われている

・自分ひとりで通えるかどうか

中学生になると塾にはひとりで通うようになるので、その場所や通いやすさも大切なポイントになります。部活動を終えて、通塾する時間や帰宅時間が遅くなってしまうなど、冬はすぐに暗くなるので、安全に通えるかどうかも保護者にとっては心配なポイントです。

また高校受験では、学校内で行われる定期テストの結果が内申点として響きます。塾内で定期テスト対策を行ってくれるのかも重要です。中学生は心が非常に多感な時期であるので、先生との相性など生徒自身が通いやすい、楽しいと思える塾を選ぶことが大切です。

3.大学受験

大学は最終学歴としてずっと残っていくもので、最も重要視されます。難関大学を目指す場合は、高校時代のほとんどの時間を勉強に費やす人がいる程です。大学受験のポイントを解説します。

3-1.大学受験対策のポイントは自分の意志を貫くこと

大学受験で重要なことは、自分の意志を貫くことです。高校の学校生活は義務教育と違い、ある程度自由で楽しい毎日です。仲良くしている友人が進学をせずに働く場合もあります。そういった場面で「勉強なんていいじゃない。」という周りの声や、「今は遊ぶべきだ。」といった声に惑わされてしまう可能性があります。

なぜ自分は大学に進学したいのか、志望理由は何なのか明確にし、自分の力と意志で勉強をしていく必要もあるのが大学受験です。通っている塾や勉強スタイルが自分に合っているか、勉強することを楽しいと思えているのかも重要です。

3-2.大学受験の塾選び

大学受験の塾選びで重要なことは、以下の通りです。

・塾の勉強スタイルや先生が自分に合っている

・部活動やアルバイトと両立できる

・面接や志望理由書などの対策もしてくれる

高校生になると行動の範囲が広がり、遊びや自分の都合などで塾をさぼるという知恵がつきます。スマホを利用するようになる生徒が増え、家庭学習と遊びの区切りも難しくなる年頃です。本人の意思で志望校が決まり、本気で合格したいと思っていれば確実に必死に勉強しますが、「なんとなく進学しよう。」「親にいわれたから進学しよう。」という生徒にとって、大学受験は厳しい壁になります。

大学受験の塾選びは、どれだけ本人をやる気にさせてくれるか、部活動やアルバイトと両立が大変すぎないかなどが、他の学年に比べて更に重要です。また、面接や志望理由書の対策もしっかりしてくれる塾を選択すると強みになります。

4.まとめ

今回は受験対策について、学年別に重要なポイントや塾選びについて解説しました。中学受験・高校受験・大学受験とそれぞれにあった選び方やポイントのあることがわかりました。共通していえることは、勉強を好きになって楽しく学べる塾に出合えるかどうかが、成績を伸ばして志望校に合格するために必要なことだといえるでしょう。

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