2024年01月24日

塾なしで高校受験合格は可能？独学で合格するためのコツについて解説！

高校受験を突破するために、学習塾に通うお子さんも少なくありません。しかし中にはお金もかかるので、できることなら塾なしで高校受験してほしいと思っている親御さんもいるでしょう。

しかし塾なしで、本当に志望校の入試に合格できるか不安に感じるものです。ここでは、塾なしで高校受験する子どもがどのくらいいるのか、独学で入試合格するための方法について見ていきます。

1.塾なしで高校受験を目指す子どもの現状

そもそも塾に行かずに高校受験を目指す子どもがどの程度いるのか気になりませんか？また塾なしでも入試突破できる子どもと難しい子どもがいるので、それぞれの特徴についてもまとめました。

ベネッセ教育総合研究所で「学校外教育活動に関する調査」を発表しました。2017年のデータによると、中学生の通塾率は51.9％でした。学年別で見ていくと、中学1年生が47.1％です。2年生が50.8％、3年生が58％と徐々に通塾率は高くなっていきます。

令和2年度の高校進学率は98.8％と、ほとんど全員が高校への進学を目指していることがわかります。そのうち半分近くが塾に通っている計算です。一方で中学3年生になっても4割以上の生徒は塾に通っていません。よって塾なしで高校受験を目指すのは、決して少数派ではないと考えましょう。

塾に行かなくても志望校合格できる可能性の高い子どもとは、自分で学習する習慣のついている人です。自宅に帰ってきて、一定時間自発的に勉強する習慣がすでについているのであれば、塾に通わせる必要性は低いでしょう。塾に行かなくても自分で勉強して、学力向上できるからです。

一方自宅で勉強する習慣のついていない子どもが、自力で高校受験を目指すのは厳しいと思ってください。学習計画を立てて実践することもできないでしょう。受験へのモチベーションを保つためには、通塾して勉強のスケジュールを塾側に半ば強制的に作ってもらった方がいいでしょう。

塾なしで高校受験にて結果を出すことは十分可能です。しかしこの場合、効果的な自習を進めていかなければなりません。効率的に受験対策を進めるために抑えておくべきコツについて紹介します。

通塾すれば、塾のカリキュラムに合わせて勉強すればいいわけです。よって自分でスケジュール管理する必要はありません。しかし塾なしで高校受験を目指すのであれば、効率的に学習を進めるためにどうすればいいか、自分でスケジュールを組まなければなりません。

いつまでに何ができるようになっていなければならないか、受験日当日から逆算して計画を立ててください。大まかなスケジュールを立てて、そこから1週間で何をすべきか、そのために1日に何をしなければならないかプランを立てていきましょう。

塾なしで高校受験対策を進めるのであれば、教材も自分で決めなければなりません。どの教材がいいかは、その時点の学力によって決まります。まず苦手教科であれば、まだ基礎のしっかり備わっていない可能性があります。そこでまずは、基礎について繰り返し学習できるような教材を購入した方がいいでしょう。

基礎がある程度固まってきたのであれば、問題集を購入して解いていきましょう。できなかったところは解説を見て、できるまで繰り返し問題を解き続けることです。また入試本番が近づいてきたのであれば、受験校の過去問を取り寄せてください。過去問を何度も繰り返して解いて、その学校の出題傾向を把握しておきましょう。

塾なしでも、模擬試験は定期的に受けておくのがおすすめです。模試を受けることで、自分の実力の現状がわかるからです。スケジュール通りに学習が進捗しているか確認できます。もし遅れ気味であれば、スケジュールの見直しを行わなければなりません。

模試を受けることで、どのジャンルで得点を稼げていないかもわかります。得点の低いところは苦手意識をもっているので、今後重点的に学習する必要があるわけです。

すでに学習習慣が身についていて、自分で自主的に学習できる子どもであれば、塾なしでも志望校に合格する可能性は十分あります。しっかりスケジュールを立てれば、今何をしなければならないかも明確になるでしょう。ただし、今まで自主的に勉強してこなくて高校受験を目指すのであれば、塾に通わせた方がいいでしょう。

長野県上田市にある「学志ゼミナール」ではどのような人とも結びつくことで切磋琢磨し、ともに成長していくことを理念としております。子どもたちに教育を通じて、自分たちの夢を意識し達成へのモチベーションを植え付けるために、日々奮闘しております。

アットホームで、生徒同士の関係も良好です。ただ単に勉強する場を提供するだけでなく、今後長く続く人間関係が構築できます。興味のある方は、一度教室にお気軽にお立ち寄りください。