高校受験のために塾に通わせるといくらかかる？費用相場について解説！

高校受験を控えている子どものために、学習塾に通わせようと思っている方もいらっしゃるでしょう。ここで問題になるのは、学習塾に通わせるためにいくら費用がかかるのかという点です。ここでは、塾に通わせるための費用やできるだけ安く抑えるためのコツについて紹介しますので、塾選びの参考にしてください。

1.種類別で塾の費用相場について紹介

学習塾に通わせるための費用は、どこにするかによって変わってきます。また集団授業か個別指導かによって、費用相場も変わってくるので以下で紹介します。

1-1.文部科学省のデータで見る費用相場

文部科学省では「子どもの学習費調査」と呼ばれるデータを発表しています。これは学習塾はじめとして、学校以外の習い事全般でどの程度のコストをかけているかについてのデータです。令和3年度の中学生が年間でかけている塾費用に関するデータがその中に含まれていました。

そのデータによると、年間でかける授業料の平均は35万円弱でした。公立に通う子どもの方が塾に少し費用のかけていることもわかります。私立の平均が32万6,000円に対し、公立は35万6,000円でした。またボリュームゾーンで見てみると、もっとも多かったのは年間40万円以上でした。公立で26.9％、私立でも15.6％を占めています。

一方で、学習塾に一切お金をかけていない家庭も決して少なくありません。公立で29.6％、私立では46.1％がゼロ円回答していました。私立の割合が多いのは、それだけ手厚い教育を行っているからでしょう。

1-2.スタイル別費用目安について紹介

高校受験のための学習塾は、大きく2種類のスタイルに分類できます。従来の1人の講師が大勢の生徒にまとめて指導する集団授業スタイルとマンツーマン、もしくは先生1人に生徒1～2人に指導する個別指導塾です。

月謝で見ると集団授業で1万4,000～2万5,000円が相場です。一方個別指導の場合、月謝は2～4万円といったところが相場だと思ってください。

個別指導の方が、費用はやや高めです。しかしきめの細かな指導が期待できます。またその場で質問しやすいので、授業に取り残される心配がありません。人見知りで集団授業だと緊張してしまうようなお子さんであれば、多少費用がかかっても個別指導に通わせた方がいいでしょう。

2.高校受験のための塾費用を安くする方法

塾に通わせるのは、決して安くないお金を捻出する必要があります。子どもを塾に通わせて志望校に合格してほしい、しかしできるだけ余計な費用はかけたくないというのが本音でしょう。塾費用を安く抑えて、コスパをよくするための方法について紹介しますので塾選びの際の参考にしてください。

2-1.苦手科目だけを選ぶ

英国数理社全科目の授業を受けさせるよりも、個別の教科だけ受講させた方が費用を安く抑えられます。もし得意科目と苦手教科がはっきりわかれているのであれば、苦手教科のカリキュラムだけ受講すれば費用が安上がりで済みます。

得意科目は何もしなくても、子どもが自ら勉強するでしょうし、点数も取れるでしょう。しかし苦手教科の場合、自分で勉強しても成績アップは期待できません。苦手意識を持っていると、自発的に勉強しないかもしれないので塾の授業を受けさせるべきです。

2-2.自習室のあるところに通わせる

学習塾の中には、自習室を設置しているところも少なくありません。塾の生徒であれば、基本自習室は任意で自由に使用できます。自習室を有効活用すれば、コスパも実質アップするでしょう。自習室は静かで学習に集中できるような環境が備わっています。

自宅では誘惑が多くなかなか勉強に集中できなければ、自習室のある塾を利用しましょう。自習室で勉強に集中できれば、学習パフォーマンスも向上し、得点力もアップするかもしれません。

2-3.オンライン授業を検討する

コロナ禍で不要不急の外出が自粛されるようになってから、オンライン指導塾も徐々に増えています。オンライン指導塾の場合、低価格でカリキュラムを提供しています。安いものだと月謝3,000円程度で受講できるようなものもあるほどです。

ただし対面式の授業形式ではありません。よって、生徒のモチベーションを維持するのが難しいかもしれません。モチベーションを維持するためにどのような工夫が行われているか、確認して受講先を絞り込むといいでしょう。

3.まとめ

高校受験のために中学生を学習塾に通わせるとなると、年間何十万円といった費用のかかる可能性があります。一般的な家庭の場合、決して少なくないコストです。もし子どもを塾に通わせたいと思っているのであれば、費用面のことも考えて検討しましょう。

上田にある「学志ゼミナール」は、小学生から高校生の生徒まで幅広く教育指導しております。アットホームな塾づくりを標榜していて、子どもがリラックスして気軽に通える教室づくりに努めております。

それぞれの生徒の将来やりたいことを共有して、それに合わせてサポートしているので興味のある方はぜひ一度お問い合わせください。個別学習やオンライン学習など、さまざまな教育スタイルに対応しております。