2024年01月24日

高校受験の面接でよくある質問とは?答え方やマナーについて解説!

高校受験の中で、面接を実施している学校も少なくありません。せっかく学業でよい成績を収めても、面接がうまくいかなければ、志望校に合格できないかもしれません。

もし志望校に面接試験があれば、事前対策を入念に行いましょう。ここでは高校受験の面接におけるよくある質問など、押さえておきたいポイントについてまとめました。

1.まずはマナーを身につけよう

面接では、まずマナーが見についているかどうかチェックされます。面接時にふさわしい振る舞いができないと、それだけでマイナスになりかねません。身だしなみや入退室時に気をつけておきたいポイントについて紹介するので、参考にしてください

1-1.身だしなみにおける注意点

まずは髪型に気を使いましょう。パーマやカラーリングはNGだと思ってください。長さは男子の場合ショート、女子の場合とくに制約はありませんが、清潔感のあるヘアスタイルを意識しましょう。寝癖をそのままにしておくのは厳禁です。

服装は制服が基本です。靴下はホワイトやブラック、グレーなどのオーソドックスなカラーのものを着用しましょう。靴は黒の革靴で、足元の印象をよくするために靴磨きを済ませておくのがおすすめです。制服はしわを伸ばしておくとよいでしょう。中にはクリーニングをしておこうと思う人もいるかもしれません。しかしギリギリに出すと間に合わなくなるので、余裕をもって出してください。

女子の場合、スカートの丈には注意が必要です。短すぎても長すぎてもネガティブな印象をもたれかねません。中学校の校則に合致する丈であれば、まず問題ありません。

1-2.入室時の注意点

自分の名前を呼ばれたら、まずはその場で「はい」と元気よく返事しましょう。そしてドアの前に立ったらいきなり開けるのではなく、ノックしてください。すると中から「どうぞ」と返事があるはずなので、静かにドアを開けましょう。ドアを開けたら「失礼します」と一言呼びかけてください。その後目礼でかまわないので、あいさつしましょう。

次にドアの方に向き直り、両手で音をたてないように閉めます。面接官に振り向いて、ここで一礼します。椅子の横まで来たところで、受験番号と中学校の名前、自分の指名を言い「よろしくお願いします」と締めましょう。ここでもう一度一礼してください。すると面接官から「おかけください」と着席を促すので、そこではじめて座りましょう。このとき「失礼します」と一言添えるのも忘れないでください。

1-3.退室時の注意点

面接が終わったところで、「ありがとうございました」と感謝の念を伝えます。その上で一礼して、ドアの方に向かってください。ドアの前に立ったときに、もう一度面接官に向き直ります。このときに「失礼します」と言いもう一度一礼してください。

一礼したら、ドアを開けましょう。このときも乱暴に開けるのではなく、音をたてないように開けて外に出てください。入室時と同じように、音をたてないようにドアに手を添えて静かに閉めましょう。最後まで油断しないように、注意しながら退室することです。

2.高校受験の面接でよくある質問と注意点を紹介

高校受験の面接は、質疑応答方式で進められます。このとき、どの学校でも見られる定番の質問がいくつかあります。以下の質問は学校に関係なくほぼ確実に質問されるので、回答をあらかじめ準備してください。

2-1.なぜ登校を志望されたのですか?

志望動機は、100%間違いなく聞かれる質問といっても過言ではありません。ここではポジティブな動機を準備しましょう。「英会話に興味があるので英語教育に注力している貴校を志望しました」や「国公立に進学したいので国公立の合格者の多い貴校を志望しました」といった感じです。

「家から近いから」や「自分の学力でも受かりそうだから」といった消極的な理由では、印象があまりよくありません。

2-2.入学したら何かやりたいことはありますか?

入学後にやりたいことについても、定番の質問です。入学に対してどの程度の熱意ややる気があるかを知るためです。「海外で将来的には仕事がしたいので英語の勉強を頑張りたい」「マネジメントについて学びたいので、委員会に入りたい」といった具体的な目標を用意してください。

「別に」「とくにありません」といった回答は、やる気なしと思われてしまいます。

2-3.中学時代にどのようなことに取り組みましたか?

中学時代にどのようなことを頑張ってきたかも、定番の質問のひとつです。このとき重要なのは、どのようなことを頑張ったのかに加え、そのときどのようなことを学んだかについても説明することです。

「私はサッカー部で主将を務めました。このとき周りを引っ張るためには自分が率先して動かないといけないことを学びました」といった感じで説明してください。

2-4.簡潔にまとめること

面接試験でダメな生徒を見てみると、話が必要以上に長くなってしまう点はしばしば指摘されます。だらだら長いと、結局何が言いたいのかぼやけてしまいます。そこで回答を用意する際には、簡潔に話をまとめておきましょう。目安としてひとつの質問あたり、2分程度で終わるように回答を準備してください。

3.まとめ

高校受験の面接対策は、前もって行いましょう。とくに上で紹介したような定番の質問は、あらかじめ用意しておくことです。そうすれば、当日答えが見つからずあたふたすることもありません。

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