2024年10月02日

有名大学に進学できると評判の中学受験について!人気の秘密を詳しく解説

最近受験で話題になっているのが「中学受験」です。首都圏では約5人に1人の子どもさんが中学受験しているのです。今後この割合はさらに増えていく傾向といわれています。中学受験はさまざまなメリットがあります。大学付属の中高一貫校であれば、入学試験を受けずに大学へ入れるのです。また、最難関といわれる中高一貫校の中学校に合格すると、東大・京大進学も無理ではありません。今回は中学受験について解説します。

1.中学受験とは

最近は全国的に私立高校が私立中学を併設し、中高一貫の学校になるケースがよくみられます。そのような一貫校の中学では入学試験があり、入学試験を受けることになるのです。一般的に中学受験とは、このように私立中学や国公立の中高一貫教育校などに入学するために入試試験を受けることです。

1-1.中高一貫校は中学入試だけになる傾向

最近、中高一貫校では中学校でだけ学生を募集する学校が増えています。高校からの外部募集人員を減らすか、ゼロにする傾向が多くみられます。6年間一貫して勉強に励む環境を確立して、難関大学合格のレベルまで、徹底的に鍛える学校が増加中です。それだけに、中学入試が大切になっているのです。

1-2.中学受験は親の受験

一般的に、中学受験に向けた勉強対策は小学4年生から始めるご家庭が多くみられます。しかし、10歳くらいの子どもさんだけに、自発的に中学受験を意識する傾向はそれほど強くないようです。世間では「中学受験は親の受験」ともいわれており、中学受験については、両親を含め家庭が果たす役割は大きくなります。親子で力を合わせて中学受験に望みましょう。

2.中学受験のメリット

本来、中学校は義務教育で授業料は無償です。しかし、私立中学であれば授業料がかかります。それでも中学受験が人気になっているのは、それなりの理由があるからです。以下人気になっている主な理由を紹介します。

2-1.中高一貫校から難関大学に合格する

東大・京大クラスの超難関大学の合格実績をみれば、中・高一貫校の出身者が多数います。日本全国の公立トップレベル高校と比べても、圧倒的に私立中学のある高校が優勢です。

中学入学後の授業時間でも、公立都市率の中3では、1週間たり1,000分近い差があります。授業時間の差は、授業内容の深さの差になり、3年間で身につく学力に開きが出てくるのです。その結果、その差が大学受験の合否の差になるのです。

小学校6年生の時点で、もともと頭のよい生徒が私立中学に入学し、中高の6年間で、基礎から大学入試レベルまで勉強します。公立の中高6年間に比べ、明らかに大学受験では中・高一貫教育が有利であるといえます。

2-2.公立中学校の受験環境が不十分

すべての公立中学校が該当するわけではありませんが、ごく限られた中学校では、学校が荒れていて、勉強に集中できる環境が整っていないケースもあります。そのような中学校では、先生も授業に集中できず、校内を安定させるために時間を取られる傾向があるのです。精神的に未熟な部分がある中学生にとって、そのような中学校では勉強に集中できないのも理解できます。

2-3.高校卒業後ストレートで大学に進学できる

有名大学の付属にあたる中学・高校一貫校は、在学中に必要な単位を取得すれば、内部進学で有名大学に現役で入学できます。大学受験に失敗して浪人生活を送ることはありません。ただし、成績次第で希望する学部に入学できないケースはあるのです。

2-4.特技を伸ばす環境がある

最近の中高一貫校は、学校独自の方針があり、他校と比べて明らかな違いが特色となっている高校があります。語学をマスターするための留学制度がある中学校もあります。独自の留学プログラムで、短期ホームステイが頻繁にでき、中学校の段階で本場の英語が学べるのです。

また、理系コースに重点を置く中高一貫校があり、最難関といわれる医学部合格のため、6年間有意義に勉強できるコースがある学校もあります。医学部に合格するためには年間5,000時間の勉強が必要といわれます。中学入学から高校2年で、公立学校の中高6年間の課程を終わらせる中高一貫校は、6年目は受験対策に当てられ、医学部受験を含め受験勉強に集中できるのです。

3.中学受験のデメリット

中学受験にもデメリットはあります。最大のデメリットは経済的な負担です。授業料や設備費、施設利用料などかなりの金額が必要になります。通学するための交通費も決して安くありません。基本的に無償で通学できる公立中学校に比べると、経済的負担額の差は大きいのです。

3-1.保護者の負担も大きい

中学受験は10歳前後の小学生が受験勉強を始めるため、親の負担が多くなります。中学受験は塾の学習が必要になり、塾の費用から、塾通いの送り迎えなに、三者面談など親が面倒をみることが多数です。さらに、受験する学校選びや学習の進捗などをフォローする必要があります。

3-2.子どもが勉強嫌になることもある

まれなケースですが、中学受験に合格し有名中学に進学したものの、周囲は優秀な学友ばかりで、負けまいと勉強に励んでも成績が伸びず落ち込んでしまうこともあります。その結果、勉強に嫌気がさしてしまう中学生もいるのです。それまで勉強が順調に進んでいたのに、中学校入学以来、計画通りに勉強が進まなくなると、自分に自信をなくす恐れも出てきます。

4.まとめ

以上、中学受験の現状やメリットなどを紹介しました。少子化もあり、子どもさんの教育にお金をかける家庭は増えています。私立中学校は公立中学校にない独自のカリュキュラムや教育方針で、大学受験や実社会で役に立つ勉強ができる学校もあります。私立中学校のメリットを知り、希望する中学校の中学受験を突破しましょう。

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