2024年07月31日

大学受験の服装について知っておきたいこと!場合別に解説

大学受験を控えた受験生の皆さん、試験会場へ行く服装選びについて悩んでいませんか?筆記試験と面接試験では、それぞれどんな服装が適切なのでしょうか。服装は受験の成否に直接関係するわけではありませんが、試験問題への集中度合い、面接官への自分の気持ちや印象に影響することは間違いありません。この記事では、大学受験の服装について、現役高校生と浪人生、男子女子別におすすめのコーディネートや注意点を紹介します。

1.筆記試験の服装

筆記試験の服装は、基本的に自由です。国公立大学や私立大学のほとんどが服装規定を設けていません。ただし、受験シーズンは1月から3月にかけてで、気温や天候が変わりやすい時期です。室内は暖房が効いている場合もあれば入り口近くでは寒い場合もあります。そのため、温度調節しやすい服装を選ぶことが大切です。例えば、セーターやカーディガンなどの上着を羽織って、脱ぎ着しやすくすると良いでしょう。

1-1.現役高校生の場合の服装

現役高校生の場合、制服がある学校なら制服で受験することがおすすめですが、気慣れた私服でも構いません。制服は自分に合ったサイズで着慣れているものなので、ストレスが少なくなります。また、制服は他の受験生と差別化できる点でもメリットがあります。私服の学校の場合は、普段着慣れているものを選ぶと良いでしょう。ただし、あまりにもラフな服装は、自分自身や試験官に対して不敬な印象を与える可能性があります。

1-2.浪人生の場合の服装

浪人生や至福の高校の場合は、制服がないので自由に選べます。しかし、それだけに迷うことも多いかもしれません。基本的には、筆記試験では上記の注意点に気をつけて、試験に集中しやすい服装であれば良いと言えます。男女別におすすめのコーディネートを紹介します。男子の場合は、シャツやズボンなどの落ち着いた服装が無難です。

女子の場合は、膝丈くらいのスカートやパンツスタイルなどがおすすめです。色は明るすぎないものを選びましょう。試験官が受験票の写真と照会することもあり、髪型は表情が見えやすいようにまとめると良いでしょう。メイクは控えめにしましょう。ネイルやアクセサリーはつけないほうが無難です。

2.面接試験の服装

大学受験の面接試験では、服装が合否に大きく影響することはありませんが、清潔で印象の良い服装を心がけましょう。面接官はあなたの知識や人柄を見るために、表情や話し方に注目します。服装はそれらを邪魔しないように、シンプルで落ち着いたものがおすすめです。

2-1.男子の服装

現役高校生の場合は、制服があれば制服で問題ありません。私服の学校の場合や、浪人生の場合は私服になります。その際、シャツやズボンはしっかりアイロンをかけて、しわや汚れがないようにしましょう。

浪人生の場合は、スーツ(ジャケットとズボン)を着るなら、黒や紺などの落ち着いた色が良いでしょう。スーツを着るならネクタイもすることを忘れずに。ジャケットはサイズの合ったものが良いですが、買う暇がなければカーディガンやセーター、ベストなどを重ね着しても構いません。ただし、襟の付いたシャツを着ることをお忘れなく。

2-2.女子の服装

女子の場合は、膝丈くらいのスカートやパンツスタイルもどちらもOKです。色は男子と同じく黒や紺などの落ち着いた色が無難です。髪型は表情を見えやすくするために、長い髪は結んだりまとめたりしましょう。メイクは控えめにして、自然な感じに仕上げましょう。ネイルやアクセサリーはつけないほうが無難ですが、つける場合は小さくて目立たないものにしましょう。

3.NGな服装や身だしなみの注意するポイント

大学受験の服装には、絶対に避けるべきものや注意するべきポイントがあります。ここでは、筆記試験と面接試験でのNGな服装や注意するポイントを紹介します。筆記試験では、文字やロゴ、地図などが入った服や帽子は、カンニングとみなされる可能性があります。

また、トレーナーやジーパンなどのカジュアルすぎる服装も、試験官に不快感を与えるかもしれません。温度調節はセーターやカーディガンで行いましょう。ひざ掛けを使う場合には、試験官に許可をもらうようにしましょう。筆記試験では、上記の注意点に気をつけて、試験に集中しやすい服装であれば良いでしょう。

面接試験では、服装が合否に直接影響することはありませんが、清潔感と印象の良さは重要です。男子はシャツやズボンにアイロンをかけて、スーツやネクタイを着用する場合は落ち着いた色を選びましょう。女子は膝丈くらいのスカートやパンツスタイルで、メイクやネイル、アクセサリーは控えめにしましょう。髪型は表情が見えやすいように前髪をあげたりしてまとめましょう。カバンはリュックよりもハンドバッグやショルダーバッグの方が好ましいです。男女ともデニム地は避けましょう。

また、新型コロナウイルス感染症対策として、マスクの着用が必須です。受験会場によっては、マスクの着用方法に関する指示がある場合がありますので、事前に確認しておくことをおすすめします。

4.まとめ

大学受験の服装について、筆記試験と面接試験の違いや注意点を紹介しました。服装は合否に直接関係するものではありませんが、自分の気持ちや印象に影響するものです。受験シーズンは寒い時期が多いので、温度調節しやすい服装を選びましょう。また、清潔で落ち着いた服装を心がけましょう。髪型やメイクは、自分も周りの人も気が散らないように控えめにしましょう。大学受験の服装は、自分の状況や志望校の受験事情に合わせて選ぶことが大切です。服装で自信を持って、受験に臨みましょう。

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