受験対策に新聞が役立つ?新聞を読むメリットや読み方を解説
受験勉強をしていると、新聞を読んだ方がいいといわれることもあるでしょう。新聞を読むことは、受験勉強において非常に役立ちます。しかし、具体的にどのような効果があるのか知らない方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、受験対策に新聞がどのように役立つかについてご紹介します。新聞を読むメリットや読み方も説明するので、ぜひ参考にしてみてください。
1.受験対策に新聞が役立つ理由
受験の面接では、受験生の人となりを知るために、最近のニュースで気になったものを聞かれるでしょう。質問の意図は、単にニュースを知っているかではなく、ニュースをどのように捉えているか、自分の意見を話せるのかという点です。
まずは新聞を読んで、どのような出来事が起きているかを知りましょう。その後ニュースの解説や夕刊の文化欄などを読んで、自分に近い意見を参考にするのがおすすめです。反対の場合も、理由をまとめておきましょう。
2.新聞を読むメリット
新聞を読むメリットについてご紹介します。
2-1.読み書きの練習
新聞を読むと、読み書きの練習になります。新聞で使われている表現は、不特定多数の人に向けられた言葉という特徴があります。どのような人が読むのかわからない状態で造られるため、日本語表現を考える上で参考になるでしょう。
新聞は発行部数が多いため、それだけ多くの人がその言葉を読んでいることになります。表現方法に慣れ、その技を参考にすることで必要な読み書き能力が手に入るでしょう。
2-2.小論文や面接で有利
新聞にはさまざまな情報が載っています。国内や海外で話題になっていることや政治、経済、スポーツニュースなどがあります。また新聞にあるのは報道記事だけではないため、特集記事や読者投稿、書評も話題を広げるのに役立つでしょう。
新聞の全紙面に目を通すことで、さまざまなテーマについての情報が入手できます。小論文や面接では、考え方の幅広さや自分と違う視点で想像する力が試されます。そのため、新聞を読んでいる人の方が有利となるでしょう。
2-3.情報の信憑性が高い
現代では、政治経済を見たり学べたりする媒体はさまざまです。新聞ではなく、テレビやSNS、ニュースアプリなどで見ている人もいらっしゃるでしょう。しかし、新聞でしか得られないメリットもあります。また、SNSやニュースアプリの情報は、正確ではないかもしれません。
一方新聞は、新聞社の記者が情報を収集しているため、記者と情報の発信源が近く、詳細に書かれているでしょう。他の情報に比べて信憑性が高いといえます。
3.新聞の読み方
新聞の読み方についてご紹介します。
3-1.まずは一面を読む
新聞を読む際は、はじめに一面を読みましょう。一面さえ読めば、その日にあったニュースを大まかに把握できます。新聞の一面は本でたとえると概要のようなものです。そのため、重要な情報を入手できます。
3-2.一面の内容に関する記事を読む
一面だけではわからない内容もあるでしょう。そのような場合は、一面の横や上に記載されている関連記事を読みましょう。一面の横や上には、一面の内容と関連の深い記事が載っています。ここで紹介された記事を読めば、一面の内容をより深く理解できます。
3-3.おもしろそうな記事を探す
一面と一面の関連記事を読めば、世の中の情勢を理解できるでしょう。しかし、世間的には重要な記事でも、すべての人にとって重要であるとは限りません。新聞には、必ずしも重要ではない内容も掲載されています。おもしろい内容が見つかる場合もあるため、ざっと全紙面を見渡しましょう。
3-4.重要な内容をメモする
重要な記事やおもしろい記事を見つけたら、その内容をメモしておきましょう。メモに書くことで内容の理解が深まり、後から読み返しやすくなります。
3-5.記事同士の関連を見つける
新聞を読んで自分なりの意見を持つために、先ほどのメモが役立ちます。関連キーワードについて記載されている記事を時系列に並べ、記事をつなげていくと世の中の情勢に対する自分の意見が見えてくるでしょう。自分の意見に詳しくなると、他人と対等に論争できるようになり、面接時にも有利となるでしょう。
4.まとめ
今回は、受験対策に新聞がどのように役立つのかご紹介しました。新聞を読むとテレビのニュースで見落としたことや、ゆっくり考えられなかったことについてじっくり考え、家族で意見交換ができます。毎日読むことが習慣となれば、新聞に対する抵抗もなくなるでしょう。
長野県上田市にあります「学志ゼミナール」では、教えのプロとして豊富な知識と経験を活かし、学力向上のためにお子さま一人ひとりの心に寄り添ったサポートをいたします。小中高生関係なくアットホームな雰囲気で、将来の夢や行きたい進路など、それぞれのニーズに合わせた支援が可能です。
レンタルスペースサービスにも取り組んでおり、教室や会議、作業空間が必要な場合にもご利用いただけます。新しい一歩を踏み出したいとお考えの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。